かんのん日記

主に旅行記です。

熊本城から鹿児島へ

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今日は加藤神社、熊本城特別公開を見学してから鹿児島中央駅に向かう予定。

新幹線では行かないので、今日も移動時間が長時間になる。

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宿の朝食。「奇跡の卵」に興味を引かれたので和食を選んだ。

うむ。フツーでした。

 

列車に乗り遅れると大変なことになるので、7時半に宿をチェックアウトした。

 

日曜日だが、朝の市電は通勤通学の人たちで割と満員。

熊本城特別公開は9時からのため、まずは加藤清正公を祀る加藤神社へ。

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北十八軒櫓(倒壊)

まだまだ復旧工事の途中。

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北大手門跡石垣の工事。雪ではない。セメントで固められているのだ。

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加藤神社に到着。

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立派な神社でした。

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御朱印もその場でいただくことができた。

「熊本城内鎮座」、達筆だー。

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清正公旗立石。明治42年肥前名護屋城より移設。

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熊本城築城の際、天守閣前の大銀杏(後述)とともに清正公がお手植えされた樹。

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境内から工事中の天守閣(西側)がよく見える。

加藤神社を出たところで既に9時を過ぎていたので、特別公開券を販売している二の丸券売所へ、早速向かった。

朝だからか、思っていたより人は少なかった。

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この人たちが「おはようござる!」と元気にぜんざいを配っていた。

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先着300名に間に合ったようだ☺️

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甘くて温かいぜんざいをありがたくいただく。

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宇土櫓(うとやぐら)

続檜が倒壊。でもなんとか地震に持ち堪えた。

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天守閣(東側)

地震で大きな被害を受けた屋根瓦は葺き直し、瓦目地や破風に塗られた真新しい漆喰の白が美しい。

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清正公お手植えの大銀杏と天守閣。

清正公は、至誠にして高潔なる人格者だったそうだ。尊崇敬慕されるにふさわしい理想的な日本人。

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像も大変立派だった。

天守閣は令和3(2021)年春から内部を見学できるそうだ。

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トイレも破壊された。現在きれいに改修されている。しかし、後ろはセメントで固められている。

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元太古櫓(解体)

ここはひどいまま。

長塀も現在復旧中のため、囲いがしてあった。長塀については写真ではよくわからないため、写真はなし。

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こちらは熊本市役所

熊本市役所の14階が展望ロビーとして開放されているので、上がってみた。

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天守閣がよく見えた。

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明治22(1889)年熊本市誕生。熊本市制130年か。

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最後の展示はやはり平成28(2016)年4月の地震

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ホールでは、このカフェの準備中だった。

市役所職員?市からの委託業者?

会話からはどちらかわからなかったが、日曜出勤お疲れ様です。

求職者も求人者も良いご縁がありますように。

 

市役所でまったり休んでいたら、あっという間に10時50分(O_O)

やばい。11時24分発の特急かわせみ やませみ3号に乗れなくなってしまう😱

急いで市電の電停に駆けつけ、熊本駅に向かった。

11時20分頃到着。冷や汗💦

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昨年4月にできたばかりの熊本駅舎は立派なのでもっとゆっくり見学したかったが、市役所でのんびりしすぎた😓

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中国人がたっぷり乗車している特急かわせみやませみ3号。

指定席の隣も中国人の女性だった。

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ゆったりシート。

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車内販売スペースがかなり広い。JR九州の特急はお洒落だ。

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鳥たちの目線で球磨川の上を飛んだらラフティングをしているような仮想現実体験ができるVR。貸してもらって試したが、私はちょっと苦手😅なんだか頭がクラクラした。

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少々雨が降っていたが、車窓から見る球磨川の水は美しい。

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やませみが見えるかも⁉︎、なんてアナウンスされたがいなかった。

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一勝地(いっしょうち)駅でしばらく停車。

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大正3(1914)年建造の駅舎。

「足に地を着け努力しまず一勝を!」と、受験生から人気の入場券(170円)が販売されていた。

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JR九州の特急は2両編成。一勝地駅で撮影した2号車。

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こっちが1号車。お洒落だ。

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しばらく停車する駅では地元の方がお迎えしてくれて、特産物を販売している。

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13時2分、あっという間に人吉駅に着いた。

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右が乗ってきた特急やませみかわせみ。

左がこれから乗る いさぶろう3号(肥薩線)。こちらも観光列車。

いさぶろうの由来は、人吉〜吉松間建設時の逓信大臣・山縣伊三郎(やまがたいさぶろう)からネーミング。

13時22分人吉駅を発車。

人吉〜吉松間の肥薩線は、日本三大車窓を見られる。先程降っていた雨は止んだが、曇っている。晴れて欲しいものだ。

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人吉駅で販売していた鮎寿司1200円。

素朴な味でした。いさぶろうの中で割とあっさり食べ切ってしまった。

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大畑(おこば)駅に到着。

ここに名刺を貼ると出世するという噂があり、訪れた人が貼っていくのだそうだ。

あ、貼りませんでした、私は。名刺持ってきていませんので。また特に出世願望もありません。

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ここは、大畑駅ループ線スイッチバックも有名。

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わかるかな。車窓から、おこば駅を見下ろす。

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すごい急傾斜を登るのだ、肥薩線は。

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標高536.9mの矢岳(やたけ)駅。

こちらにはSL館がある。寒さに震えながら見に行った。

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でかーい。そしてだいぶくたびれている。

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中を覗くことができた。

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くたびれている感じは伝わるか?

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こちらもだいぶ古いがちゃんと読むことができた。

そして、宮崎県に入ったところ、日本一の車窓と呼ばれる場所で停車。

 

あれっ?あれっ?

写真が消失している😱

確かに撮ったはずなのに…

カメラだとイマイチ感が否めなかったので、載せなくてよいよ、という神様の思し召しとしよう😓

肉眼ではきれいに見えた。残念だ。

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桜島は見えなかったが。

これより、吉松駅まで連続下り勾配。

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次に停車したのが、真幸(まさき)駅。

こちらの駅にもスイッチバックで向かう。

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幸せの鐘を鳴らす客続出。ガンガン鳴っていた😅

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やっといさぶろうの側面を撮影。

天気がよくなってきた。

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ホームの先端には、山津波記念石があった。

津波、すごい怖い😱

重さ8トンが襲ってきたら確実に死ぬ。

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真幸駅でも色々なものを販売していた。

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終点の吉松駅に到着は14時48分。いよいよ鹿児島県に入った❗️

吉松駅からは、15時1分発の特急はやとの風3号に乗る。

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霧島山の麓を駆け抜ける漆黒のボディ。

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奮発して指定席。隣には誰も乗っていない。

鹿児島中央駅まで約1時間40分の予定。

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次の駅、栗野駅からすぐの丸池湧水。

日量約6万トンの水が湧き出し、町の生活用水に使われている。

「日本名水百選」のひとつ。

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次の駅は、大隅横川駅

明治36(1903)年に開業された鹿児島県内最古の駅舎。

ノスタルジックな雰囲気が漂い、ホームの柱には

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戦時中の機銃掃射の弾痕が残っている。

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そして、その次の駅、嘉例川(かれいがわ)駅。

車内アナウンスでは、軽井沢駅と聞こえたのだが嘉例川駅である。

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改札口脇で休む猫。置物ではない。

人間に慣れていて、触らせてもらえた。かわいい。

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こちらの駅も明治36(1903)年開業。

令和の時代とは思えない雰囲気が漂っていた。

この嘉例川駅を出た後、40分くらい記憶がない。

電車の中で寝てしまっていた。

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気がついたら錦江湾桜島が見えた。

終点の鹿児島中央駅はもう間も無くだ。

16時44分、鹿児島中央駅に到着。

新幹線が止まる大きな駅だ。

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これから、友人のMさんと食事。

鹿児島の夜はこれからだ。

つづく。