横浜市鶴見区の西部にある『馬場花木園』(ばばかぼくえん)。
住宅地の中にこんな公園があることに驚き、今回初めて訪問してみた。
園内の広さは約22,000㎡。
四季折々の花や古民家を眺めながら、ゆったり散策するのにちょうどよい広さだ。
この公園には駐車場が無い。
バス停から住宅地の中を数分歩くと、ひっそりとした正門に到着する。
入園料は無料。園内は高齢者の方がたくさん散歩していた。
ひっそりと佇む藤棚。
藤の花に近寄って撮影。こじんまりとした藤棚に癒される。
池のそばに咲くアヤメ。5月の花。
紫色が美しい😊
桜は終わってしまったが、さくらんぼが実っていた。美味しそう。
園内には、2019(令和元)年11月から公開開始された『旧藤本家住宅主屋』があった。
この主屋は、江戸時代末期から明治初期に横浜市港北区篠原に建築されたものを1913(大正2)年、澤野富次郎により当地に移築•上棟された。
1942(昭和17)年に藤本家が購入し、2011(平成23)年まで住み継がれてきたとのこと。
リニューアル公開されてまだ日が浅いからか、古くても非常に綺麗。
床の間には兜とアヤメが飾られていた。
この主屋からも庭園をよく見渡すことができ、しばらくの間休憩させてもらった。
旧藤本家住宅の東家そばに咲いていたコデマリの花。
シャクナゲの花もたくさん咲いていた。
ヒナギクの花もかわいく咲いている。
シラン(紫蘭)も咲き乱れていた。
春の花はみているだけで楽しい気持ちになった。
残念な気持ちに陥りがちな日常だが、こんな素敵な庭園を散歩できて良い休日となった。
裏門から出て行き、横浜市の歴史的建造物に認定されている馬場の赤門を見に行った。
澤野家長屋門(通称・馬場の赤門)
江戸時代末期に周辺4か村の総代名主を務め、名字帯刀を許された澤野家の門。
正面から撮影したつもりだったが、道路が狭くてうまく写真撮影できなかった。昭和63年に再建されたとのこと。
裏手は公園になっていて、子どもが遊んでいた。
住宅地の中にある庭園と赤門、見応えがあった。
1日も早くコロナ禍が収まりますように。
歩数計 18160歩