緊急事態宣言がやっと解除された。
今日は、台風一過の澄み渡った青空の下、大河ドラマ「青天を衝け」で知った渋沢栄一翁の生誕の地、血洗島へ行ってみることにした。
深谷駅は、深谷産のレンガで作られた東京駅をモチーフにしたレトロな駅舎だ。
駅構内も渋沢栄一だらけでテンションが上がる!
観光名所マップには、
「深谷城は、戦国時代に深谷上杉氏によって作られた平城で、自然の低湿地を利用した難攻不落の城でした。江戸時代な初めに廃城となるまで200年以上にわたり深谷の中心であり続けました。」
と記載されている。
なかなか興味深い場所だが、今日は渋沢栄一ゆかりの地を巡るのが主目的なので素通り。
ここが、渋沢栄一青天を衝け深谷大河ドラマ館(入館料800円。ただし、駅の案内所では720円で購入できた)。
天気がいい。そして非常に暑い💦
深谷市のイメージキャラクター(ゆるキャラ)のふっかちゃんと渋沢栄一さんがお迎えしてくれている。
渋沢栄一が生まれ育った家のセット。
父•渋沢市郎右衛門(小林薫さん)が奥にいる!
館内には出演者の皆さんのサイン色紙が飾られており、ドラマの一視聴者として非常に楽しめた。
論語の里循環バス(1日乗車券500円)を待つ間、あまりに大きな1万円札に目がひかれたので撮影。
3年後に発行される新1万円札だ。
この1万円札の印刷が先月9月1日から始まったらしい。
さあ、バスに乗って論語の里周辺に参りますか。
尾高惇忠生家(おだかじゅんちゅうせいか)
富岡製糸場初代総長であり、渋沢栄一のいとこで、ドラマでは田辺誠一さんが演じる尾高惇忠の生家だ。
岡田健史さんが演じた渋沢平九郎もここで生まれた。
新型コロナウイルス感染症のため、中の見学はできなかったが、4日から見学再開と警備員さんに教えてもらった。
今日は外観から見学させていただいた。
主屋裏にはレンガ倉庫も残っている大きなお屋敷だ。
こちらは、尾高邸のある下手計村(しもてばかむら)の鎮守である。
境内には、尾高惇忠の業績を伝える巨大な藍香尾高翁頌徳碑があり、題字は徳川慶喜とのこと。
鹿島神社から徒歩約10分の所に、渋沢栄一記念館が見えてきた。
1995(平成7)年に開館した。入館無料。
事前予約で渋沢栄一アンドロイドの8分間講演を受講した。
「道徳経済合一説」について、ついウトウトしてしまった💦
身長153センチの渋沢先生。このアンドロイドは70代とのこと。
深谷市出身のドトールコーヒー名誉会長の寄付により製作され、制作費用は4000万円。
アンドロイドをきっかけに、渋沢栄一翁の功績をさらに多くの人に知ってもらいたいという気持ちで1億円を寄付されたそうだ。
とてもチャーミングなアンドロイドでした。
記念館の屋外には、巨大な渋沢栄一翁がおられた。
巨大な渋沢栄一翁がご覧になっているのがこちらの景色。渋沢栄一の雅号「青淵」(せいえん)を冠した青淵公園として整備されている。
バッタがたくさん飛ぶのどかな公園だ。
この公園の案内に従い、歩いて旧渋沢邸「中の家」(なかんち)へ向かった。
中の家に到着した。
埼玉県指定旧跡「渋沢栄一生地」だ。
こちらには、80代の渋沢栄一翁がおられた。
翁は享年91歳である。
こちらも立派なお屋敷で、土蔵が4つもあった。
こちらには、渋沢平九郎追懐碑があった。
飯能戦争で若干22歳で亡くなった渋沢平九郎は、渋沢栄一の養子。幕末のイケメンと言われた。岡田健史さん演じる平九郎は確かにイケメンだ。
中の家そばにある、麺屋忠兵衛。
渋沢栄一が好んで食べた「煮ぼうとう」がたべられる。
「煮ぼうとう」は、深谷ネギや大根•白菜•ニンジンなどの野菜がたっぷり入った、しょうゆ味のうどんで、深谷に伝わる郷土料理だ。
古民家の当店でいただく気満々で伺ったが、営業が14時までのため、入店できなかった。
ランチも食べずに色々見て回っており、ここで15時半を過ぎていた💦
論語の里循環バスに乗って、道の駅おかべで下車。
自販機がふっかちゃんだ。
道の駅の食堂「そば蔵」で待望の煮ぼうとう(1265円)をいただいた。
煮ぼうとうは野菜たっぷりで熱々。美味しい。
かき揚げのネギも柔らかくて熱々。こちらも非常に美味しかった。お腹いっぱい。
深谷では、11月23日は「ネギでネギらう深谷ねぎらいの日」らしい。
勤労感謝の日に、大切な人へ労い(ねぎらい)の気持ちを込めて「深谷ネギ」を送りませんか?とパンフに書いてあった😄
いいね!ネギで労う。
渋沢栄一からくり時計。
指定された時間に、ふっかちゃんに代わって渋沢栄一翁が出てくると思われるが、今日は日帰り旅行のため、ふっかちゃんだけ見て高崎線に飛び乗った。
深谷はかなり遠かった。
歩数計 11553 歩
大河ドラマも明治時代に突入し、国のために明治政府に仕える栄一の活躍が益々楽しみになってきた一日だった。