本日は、東京都のオミクロン株感染者が1万1千人を突破した。
しかし、寒さが和らぎ暖かい日差しを浴びていると、外に出かけたくなる٩( ᐛ )و
密を避けて向かったのは、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出てきた武将2名と、北条義時以外の13人のうちの1名にちなんだ場所だ。
まずは、武将大庭景親(國村隼さん)ゆかりの地、藤沢市の大庭城址公園を訪れた。
大庭景親は、平治の乱後に平家の忠実な家人になり、1180(治承4)年に源頼朝が挙兵すると平家方の武士を率いて石橋山の戦いで頼朝を撃破した。
しかし、安房国へ逃れた頼朝が再挙して鎌倉へ入ると抗する術を失う。頼朝が富士川の戦いで平氏に大勝した後に降伏し、処刑された。
(Wikipediaから抜粋)
城を築城したのは大庭景親の父にあたる大庭景宗と言われている。
景親の軍事拠点として重要な役割を果たしたらしい。
戦国時代の大規模な空堀や土塁などが残っており、大庭城址公園として保存され、藤沢市の史跡に指定されている。
現在は藤沢市民の憩いの公園だ。
家族連れや犬の散歩をする人を多くみかけた。
次に向かったのは、相模川を渡り、武将三浦義村(山本耕史さん)ゆかりの地である、平塚市田村へ。
三浦義村田村ノ館の碑
大河ドラマ第1回から登場している三浦義村。しかし、彼は「鎌倉殿の13人」ではない。「鎌倉殿の13人」は彼の父、三浦義澄(佐藤B作さん)だ。
ドラマでは、北条義時(小栗旬さん)の生涯の盟友であり、若いながら冷静沈着で、父からも頼りにされる知恵者だ。
当地は、三浦義村の山荘跡地と伝えられている。
1960(昭和35)年、市営住宅が建設されることになったことから、館跡地が消えることを惜しんだ地域住民が跡地を市に寄付、石碑を建立したそうだ。
ドラマでの活躍の割には地味な碑だな、と感じながら平塚市を後にした。
「鎌倉殿の13人」の梶原景時のゆかりの地に行く前に、茅ヶ崎市香川の mokichi baker & sweets +wurst(モキチベーカー&スイーツ+ヴルスト)に立ち寄った。
こちら、湘南唯一の蔵元「熊澤酒造」の本社工場に併設されている。
熊澤酒造の社長が熊澤茂吉だから、モキチ。
社是は「よっぱらいは日本を豊かにする」。
ビールの製造工程で出る栄養価の高いビール酵母をパン作りに活かせないかと、2000(平成12)年に誕生したそうだ。
クロワッサン(250円)を購入。
蔵元直売所で、清酒「湘南スパークリングSNOW 」(825円)も購入した。
帰宅後、早速いただいた。
クロワッサン、さすが1個250円だけある。バターをたっぷりと使っていて美味しかった。
清酒「湘南スパークリングSNOW」は、冬季限定販売のにごり酒とのこと。
微炭酸のおかげか、飲みやすくてぐいぐい飲んでしまった。
「鎌倉殿の13人」のひとり、梶原景時ゆかりの地、寒川町に向かった。
梶原景時は、石橋山の戦いで源頼朝を救ったことから重用され侍所所司、厩別当となる。
源義経と対立した人物として知られるが、頼朝の信任厚く、鎌倉幕府では頼朝の寵臣として権勢を振るったが、頼朝の死後に追放され一族とともに滅ぼされた。
(Wikipediaから抜粋)
寒川町一之宮にある「梶原景時館址」。
住居に堀を備え砦の役割も持つのが「館」。
地域の人が景時の風雅を偲んで建てたと伝わる天満宮が奥に見える。
子どもの遊園施設設置場所には誰もおらず、ちょっと寂しい雰囲気が漂っていた。
梶原景時は、源義経を追い落とし死に追いやった「極悪人」として長い間描かれてきたが、残されている資料や逸話から、その人物像や歴史的役割を改めて見直す動きがある。
「鎌倉殿の13人」でどう描かれるのか、今後大変楽しみな人物なだけに、もう少し派手にはならないものか、と思った。
寒川町で最も有名な相模一之宮寒川神社。
全国唯一の八方除の守護神を祀る。
約1600年前に創建された。
北条政子が懐妊した折、安産祈願のため梶原景時の次男景高が参拝した神社だ。
迎春ねぶた。今年は風神と雷神。カッコいい。
新年限定の御朱印。
最後に、参集殿のレストランで「八福餅セット」(500円)を食べた。
「八福餅」の「八」は、寒川神社の八方除けの「八」と末広がりの「八」の意味があるとのこと。「福」は、招福、幸福に因んでいるらしい。有名な「赤福」との味の違いはわからなかったが、こちらの餅も甘くて美味しい。
すっかり暗くなってしまったが、JR宮山駅から相模線に乗って帰宅した。
久しぶりの相模線乗車だったので、ドアの開閉ボタンを押すことを忘れていて、一瞬電車のドア、何で開かないのだろう?と考えてしまったorz
歩数計 16190歩