7時37分に仙台駅を出発
バスで1時間強走行後、三陸自動車道の中間点、道の駅「三滝堂」でトイレ休憩。快晴だ🙌こちら、産直野菜がたくさん売られていた。へー。気仙沼ババロアなんていうのもあるのか🤔初めて知った。トイレ近くに、東日本大震災で損傷した案内標識が展示されていた。津波に呑まれた時計。15時半に呑まれてしまったんだね…13年が経過したが、津波の恐怖を思い出した。
9時50分、気仙沼大島ウェルカム•ターミナルに到着
非常に天気が良く全く寒くない。ウォーキングに同行するガイドさん2名と宮城県職員2名が出迎えてくれた。残念ながら、おかえりモネは全く観ていないのでわからない…。ウェルカム•ターミナルから見た、元浦の浜港。今は港の面影は無く、静かな観光地と言ったところだろうか。
トレイルウォーキングスタート!
10:00、気仙沼大島大橋から約10キロのウォーキングがスタートした。
こちらでそれぞれのグループが記念撮影している中、ひとりでぼーっとしていたら、若い新聞記者さんからインタビューされた。
「海はご覧になりましたか?」
「はい。すごく綺麗で透き通っていますね。津波が襲ってきた場所とは思えないほどです。橋も素晴らしいです。」と優等生的回答を差し上げた。20人の人々がゾロゾロ歩き始めた。皆さん、10キロウォーキングにやる気満々だ。
海に紅葉🍁が映えている⭐️
カツオの一本釣り漁船が戻ってきたのも見かけた。カツオが食べたくなってきた🤤
地震の恐怖をよく知る地元
1933(昭和8)年2時30分頃に三陸沖を震源とするマグニチュード8.1の地震が発生した。地震発生30~50分後から三陸沿岸に津波が来襲し、岩手県大船渡市で28.7mに達した。
この地震による死者・行方不明者は3,064人に達したという。この土地は、約100年に一度巨大地震に襲われており、地震の危機意識はかなり高い、とガイドのチバさんが仰っていた。
気仙沼湾横断橋が見えてきた
2021(令和3)年3月6日に開通した、「気仙沼湾横断橋」が視界に入ってきた。三陸沿岸道路の気仙沼港ICから、浦島大島ICをつなぐ自動車専用橋だ。青空に映えていてかっこいい。
橋の反対側からは、向こう側にスタートした気仙沼大島大橋が見えた。1時間半ほどでだいぶ歩いてきた。
津波の爪痕を目撃
こちらの工場の右上に、4.37mの津波が襲ってきた旨のホヤぼーやによるサインが示されていた。津波の恐怖を感じた。海の子 ホヤぼーや【公式】WEBサイト | 【公式】気仙沼の観光情報サイト|気仙沼さ来てけらいん ホヤぼーやは可愛いが津波は恐怖しかない。
気仙沼の厳島神社に到着
大震災後に建てられた鳥居が眩しい厳島神社に着いた。こちらの紅葉も素晴らしい。
鳥居のそばには、立派な防潮堤。気仙沼の景色が台無しではあるが、津波を警戒しなければならない土地では仕方ないのかもしれない…
ランチ休憩
12時40分頃、気仙沼釜揚げうどん団平に到着。うどんとめかぶご飯のセット(1200円くらいか?ツアー料金込みのため見込額)
2時間半以上歩いた後の食事のため、めちゃくちゃ美味しかった。特にこのめかぶご飯は醤油をかけなくても美味しいと思った。こちらで1時間ほど休憩。
五十鈴神社で紅葉見物
五十鈴神社をお参り。津波で流された後に設置された3代目の恵比寿像。ピッカピカ。東日本大震災で流され行方不明になっていた2代目恵比寿像が引き揚げされます | 【公式】気仙沼の観光情報サイト|気仙沼さ来てけらいん
そして、こちらが津波で流されたが発見された2代目の恵比寿像。逆光でよく見えないがこちらの方が釣っている魚がデカい。
五十鈴神社の参道の紅葉が非常に美しかった。全く寒くないが確実に季節は秋なのだなぁ。
五十鈴神社はこじんまりとしていた。
こちらは高台にあるので、気仙沼の海が見渡せる。
神社の銀杏とガイドのチバさん。この時チバさんはグループの人数が一名足りない事にものすごく焦っており、何度も人数を数えていた。結局、その一名はこの階段ではなくて脇の階段から降りていたので、まもなくグループに合流し、ことなきをえた。
6.7mの津波!
この建物には、6.7mの津波が襲ったようだ。すごい高い。怖すぎる。
ゴールの気仙沼市復興祈念公園に到着
気仙沼市復興祈念公園 | 【公式】気仙沼の観光情報サイト|気仙沼さ来てけらいん気仙沼の高台に整備された公園がゴールだ!到着時刻は15時。よく歩いたなぁ!
こちら復興のシンボル「祈りの帆」。伝承彫刻「海へ」 復興への祈りや生きる希望を込めた、彫刻家皆川嘉博さんの力作だ。気仙沼湾に向けて祈る女性の姿に胸が熱くなった。
〜2011(平成23)年3 月1 1 日発生の東日本大震災による大津波とその後の大規模な火災は、同年9月30日現在で、市内における死者1, 026人、行方不明者383人に上る悲劇を 当市に もたらし、併せて、産業の中心である沿岸部に壊滅的打撃を与えた。〜
気仙沼市役所報告書から抜すい
こちらで、ガイドさん及び宮城県職員とお別れ。
海の市で買い物
津波の被害はここにもあった。気仙沼は本当に大変だったのだなぁとしみじみ思った。完歩の記念に栗ソフトクリーム(350円)を購入。冷たくて美味しかった。ソフトクリームに焦点が合ってしまい、ホヤぼーやがボケボケだな笑
ツアーから離脱してフカヒレ寿司を食べに行った
他の方々はこの後、ツアーバスに乗車して仙台駅に帰って行ったが、ここからはバスではなくて、地元友人運転の車に乗せてもらい、夕食へ向かった。それが、こちらのあさひ鮨。
店長イチオシの匠(5000円)フカヒレ寿し姿入り!フカヒレ煮こごり!
どちらも初めて食べたが、上品で非常に美味しい。フカヒレ自体に味はないと思うので、当店の調理が上手なのだろうな。
もうかの里(1100円)。モウカザメの心臓の刺身。気仙沼名物ということで友人がご馳走してくれた。心臓なのでコリコリとした食感。珍味だが食べやすく、胡麻油につけて食べるとお酒が欲しくなった。(最近血圧が気になっていて、飲酒は控えている。)
さらに、メカジキのハーモニカ!
別のレストラン(店名忘失)に行き、メカジキのハーモニカ煮単品(660円)もいただいた。
いまや気仙沼を代表する美味に躍り出た、大人気のメカジキの「ハーモニカ煮」 | 生の鮮魚屋・三陸、気仙沼【まぐろの目玉】 背びれの身はほろほろと崩れ、とっても食べやすい。煮付けの味も抜群に良い。
こちらは食べた後の骨の残骸。ほとんど骨だが食べにくさはない。気仙沼にきたら、このメカジキのハーモニカ煮、オススメです。10月から3月が旬とのこと。
友人オススメのカツオの刺身(多分570円)。カツオはそろそろ終わりの時期だが食べられた。一切れが大きくてかなりの食べ応えだ。気仙沼は海産物の宝庫だなと改めて思った。満腹です。
気仙沼の夜景
友人が月明かりに照らされる気仙沼湾を案内してくれた。こんなに暗いがまだ18時前。気仙沼は夜になるのが早い。
復興が進む気仙沼。土日はかなり賑わっているようだが、夜というか夕方にはほとんど人がいなくなっている。
ライトアップされた五十鈴神社と祈りの帆。性能があまり良くない自分のスマホでも割と綺麗に撮れたかな。
がんばれ!気仙沼!
明日(2024年11月17日)で、東日本大震災発生から5000日。
歩数計 21431歩
16.4キロのウォーキング、天気が良く暖かくいい1日でした。