今日は、昨年の大河ドラマ「青天を衝け」の主人公渋沢栄一氏が暮らした地、東京都北区飛鳥山公園を訪れた。
渋沢栄一生誕の地を訪れてからすでに半年経過。
時が経つのは本当に早い。
「青天を衝け」、毎週楽しみに観ていたなぁ。
飛鳥山公園といえば桜が有名だ。
今年は桜が満開の時期に3回目コロナワクチンを接種していたため、満開の桜を見ることができなかったが、飛鳥山公園ではまだ咲いている木があった。
こちらは、松月(しょうげつ)という。八重桜の中では最も優美な品種とのこと。
確かに優美だ。
桜はもちろん素敵だが、新緑も負けずに素晴らしい。緑が優しい雰囲気を醸し出している。
渋沢資料館に到着。
入口で検温、消毒し、入館料(晩香廬•青淵文庫共)300円を支払った。
当館は、渋沢の活動を広く紹介する博物館として、1982(昭和57)年に開館した。
旧渋沢邸跡に建ち、公益財団法人渋沢栄一記念財団が運営している。
常設展示は、渋沢の91年の生涯を、年齢ごとの展示ユニットで紹介する形式がとられていた。
死ぬまで毎年超多忙なお方だったことがよくわかった。
約500社にのぼる株式会社、銀行などの設立、経営指導に尽力し、近代日本経済の基礎を作った渋沢氏。身長は153cmと小柄だったが、大きな事を成し遂げた人物だ。
晩香盧(ばんこうろ) 国指定重要文化財
1917(大正6)年に渋沢栄一の喜寿を祝って、清水建設から贈られた洋風茶室。
渋沢邸を訪れた賓客をもてなすために利用された。
カーテンとロールスクリーンは当時のものを復元したとのこと。お客が他にいないかったのでじっくり見学させていただいた。
青淵文庫(せいえんぶんこ) 国指定重要文化財
渋沢栄一の傘寿と子爵に昇格したお祝いを兼ねて、1925(大正14年)に竜門社が贈呈した。
ステンドグラスが素敵な書庫。
渋沢✖︎北区 飛鳥山おみやげ館
渋沢栄一が右上の窓から外を眺めている笑
こちらのお店で購入した桜どら焼き(王子製餡所製)176円
ほんのり桜餅感があるどら焼き、美味しくいただいた。
ご家族連れで賑わう飛鳥山公園を後にし、東京メトロ西ヶ原駅方面へ向かった。
西ヶ原一里塚脇の七社神社の鳥居が見えた。
七社神社は旧西ヶ原村の鎮守で、飛鳥山邸を構えた事をきっかけに渋沢栄一は氏子となった。
右側に渋沢栄一さんがいた笑
看板に釣られて牛の蔵元うえはらに入店。
日替わり焼き肉ランチ(肉は牛サガリタレ&塩ハツ)1100円
牛サガリ、柔らか〜
塩ハツも美味しい〜
杏仁豆腐もついて大変お得なランチ😆
ハンバーグや牛スジ丼を頼んでいる方もいた。それらも食べてみたいと思う焼肉屋だった。
国指定名勝 都立旧古河庭園 入園料150円
旧第一銀行時代の渋沢栄一が相互に支え合った古賀市兵衛、その息子である古河虎之助の本邸。
石造りの洋館
こちらは美術館となっているが今日は入館しなかった。1階のテラスは喫茶室のようだ。
洋風庭園。バラの開花には早かったようだ。
見事なツツジだ。
日本庭園。素晴らしい。
大滝(おおたき)
風情がある。
茶室
茶室内で抹茶を一服。500円。
園内には割と客はいるが、茶室は自分ひとりだけ。
庭園を眺めながらゆっくり休ませてもらった。
緑が目に優しい庭園だ。本当に癒された。
今日の散歩はここまで。
歩数計 10919歩