夜中に雨が降ったようだが、今日は朝から利尻山の頂上が良く見えた。4時40分日の出。利尻島最終日が最も良い天気になりそうだ。
利尻山を見ながらの朝食
今日は和食。見た目よりボリュームがあった。特に、ホカホカでツヤツヤな白米が美味しかった。
朝食時の雲ひとつない利尻山。素晴らし過ぎる。そして、8時に宿をチェックアウトし、フェリーターミナルへ。
鴛泊港でフェリーを見送る
ちょうど稚内行きのフェリーが出航する様子を見ることができた。利尻山はほとんど雲に隠れてしまっている。
ラナルド•マクドナルド上陸記念碑
道道108号沿いには、日本初の英語教師で、日本近代化の祖となるラナルド・マクドナルド氏の顕彰碑。海の先には、ペシ岬と鴛泊港、その向こうに礼文島を見渡すことができる。
また、道路を挟んで向かい側にある野塚駐輪駐車公園には、利尻島のモニュメントがあり、利尻山絶景スポットのひとつと思われるが、今日は利尻山が雲に隠れてしまった。
再び、仙法師御崎公園のアザラシを見に行く
今日の海はかなり凪。これなら、アザラシが見られるかもしれない。
昆布が海の中でゆらゆら揺れている。
ウニもたくさん見えた。
しかし、今日もアザラシはいなかった。
売店の方に聞いたら、「今年は早々に夏バテしてしまい、稚内の水族館に戻った」とのこと。
今年の夏は利尻島でも異常な暑さなんだ…
霊峰湧水
利尻山に降った雨水や雪解け水が山の地面を浸透して、30年余の長い年月を経て湧き出しているといわれている。
とても冷たくて美味しかった。
寝熊の岩、人面岩、北のいつくしま弁天宮
利尻富士町から利尻町へ。露天風呂に浸かっている「りしりん」が可愛い。
まもなく、大きな熊が沖に向かって寝転がっているように見える「寝熊の岩」が現れた。
すぐに、頭部にねじり縄の鉢巻をした横顔の「人面岩」も見られる。
また、近くにあった、北のいつくしま弁天宮もお詣りした。その昔、嵐で岩に打ち砕かれそうになった弁財船を弁天様が救い、そのご加護に感謝した海の男たちが弁天宮を建てたそうだ。
今日の観光はここまで。まだ11時前だが、沓形地区にランチに向かうこととした。
ラーメン味楽 本店
営業時間は11時半からなのだが、我々が到着した11時少し前の時点で30人ほどが並んでいた😳すごい人気。
焼き醤油ラーメン(930円)
利尻昆布をふんだんに使用した甘みのある出汁に、焦げる寸前まで焼き上げた醤油を合わせることで、香り高く味わい深い逸品に仕上がっています。(ホームページから抜粋)
なるほど。確かに昆布出汁が効いた醤油ラーメンだ。人気というのもうなづける。
こちらのお店、新横浜のラーメン博物館に出店中で横浜でも食べられるようだ。
飛行機の出発時刻が近づいてきたので、利尻空港に向けて車を走らせる。車から見る利尻山も美しい。
今日は朝からウニ漁ができたので、鴛泊港そばの食堂でウニ丼でも食べて帰ろうか、などと話していたが、本日のウニ丼 10,000円
というメニュー板を見て断念。エゾハフンウニは高いことはわかっていたが、10,000円は手が出なかった。
利尻空港にて
レンタカーを返却し、利尻空港で、新千歳空港から到着した飛行機の着陸を見学。
14時25分、この飛行機に乗って新千歳空港に飛ぶ。青空と利尻山を背景にした飛行機、映えている!
飛行機は定刻に離陸し、30分強で新千歳空港に着陸した。
行きのあの再度のランディングは貴重な経験だったな。
札幌で一泊するので、これから札幌駅に向かいます。