5月29日に横浜の紫陽花寺「正覚寺」を訪れたが、今日はそこのすぐそばにある茅ヶ崎城址公園に行ってみた。
神奈川県で茅ヶ崎といえば、湘南のイメージだが、ここは横浜市都筑区である。
なので、近くに海はない。
この茅ヶ崎城、正確な築城年代は分かっていない。
現在は、おそらく後北条氏(戦国時代)による築城だろうと考えられているようだ。
茅ヶ崎一帯は小机衆の一員である座間氏の所領だったことから、茅ヶ崎城は小机城の支城であったと思われる。
天正18年(1590年)、豊臣秀吉の小田原征伐に際し、後北条氏滅亡と共に廃城となったらしい。
築城当時の姿を良好な形で残す市域唯一の中世城郭の貴重な遺跡として、公園部分25000㎡が横浜市の指定遺跡に認定された。
港北ニュータウンには遺跡がいっぱいあって驚く。
平成20年(2008年)に整備されたこの城址公園には、東・西・北・中の各郭(居住区域)、空堀、土塁、土橋などの、城を構成するものの解説板やトイレなどが整備されている。
高い木々に囲まれ、地下鉄の駅のすぐ近くにいるとは思えないほどの静かさだ。
歩いている人がほとんどいない。
茅ヶ崎城は山城(やまじろ)のため、尾根をスパッと断ち切った堀で作られている。
複数の郭(くるわ)で構成されていて、天守閣のような大きな建物や石垣は無かったらしい。
西廓(にしくるわ)
カラスが巣を作っているので注意喚起のチラシが貼られている。
根小屋(ねごや)
この時代の城主は普段は本丸や主郭(しゅかく)に居住せず、廓(くるわ)の麓に作られた根小屋で生活し、いざ戦となった時にのみ、城にこもった、とのこと。
東廓(ひがしくるわ)
遺構が残る中廓。一番広い廓だ。
土橋(どばし)
公園から出たところで発見。
堀を掘る時に一部だけ残して橋にしたもの。
土塁(どるい)も見てきたのだが、写真を撮る事を忘れた。
本日の最高気温は32℃で、汗が首元から吹き出してくる💦💦
5月に訪れた正覚寺
もちろん紫陽花は終わっていたが、蓮の花が美しく咲いていた。
シオカラトンボ?詳しくないので間違っていたらごめんなさい。
酷暑だが、散歩を継続して近くにある茅ヶ崎公園自然生態園にも行ってみた。
こちらは、土日祝日のみの開園である。
池や田んぼがある静かな里山。
住宅に囲まれた場所だが、鳥の鳴き声に癒される。港北ニュータウンは緑豊かなのだなあ。
先週はオニユリだったが、今週は素敵なやまゆりを見ることができた。
やまゆりは、神奈川県の花だ。
(以下、神奈川県のホームページから抜粋)
「やまゆり」は、県民の皆さんの投票で最高点となり、昭和26年1月に全国に先がけて「県の花」として制定されました。「やまゆり」は、「全美・荘厳」の花ことばで知られる我が国独特の花で、神奈川県の気候風土によく合い、三浦半島や津久井地方また丹沢や箱根など県内各地でその美しい花を咲かせ、その気品に満ちた美しい姿が昔から多くの人々に愛されて県の代表となっています。
散歩の後はデザート。
白桃のショートケーキとカフェラテ!
たくさん歩いたので、美味しくいただきました。甘い食べ物にも癒された。
店のトイレの鏡で背中を確認したら、びっしょり濡れていた。
ところで、昨日、神奈川県版緊急事態宣言が発出された。
正直、まん延防止等重点措置と何が違うのかよくわからない。
辛い日がまた延長されたことは確かだ。前向きに生活したいが、正直苦しい。
歩数計 11576歩