大河ドラマ鎌倉殿の13人は、ついに源頼朝(大泉洋さん)が鎌倉入りした。
3月に入りぐっと暖かくなった今日、鎌倉殿の13人のうちの2人、和田義盛(横田栄司さん)と三浦義澄(佐藤B作さん)のゆかりの地を訪ねた。
まずはランチ。
居酒屋チェーン「七福食堂」で刺身定食(1,000円)をいただく。
三崎長井漁港直送とのこと。刺身が美味しい。
のっけ丼を頼んでいる方が多かったが、刺身定食も肉厚で食べ応えがあり、昼から大満足。
今日の三浦半島は吹き飛ばされそうなくらいの強風でウインドサーフィン日和だ。
現在は、神奈川県立三浦初声高等学校和田キャンパス。
和田城址の痕跡を残すのはここのみ。
和田義盛は1147年に、杉本義宗の長子・三浦義明の孫として生まれた。
父の杉本義宗は1163年に39歳で死んでしまい、
和田義盛は17歳くらいだったため、三浦氏の家督は父の弟の三浦義澄が継ぐことになった。
これにより和田義盛は、三浦半島の和田城に入ることになり、この地名から和田性を名乗ったとされている。
ドラマでも目立つ和田義盛。
ホームページには「無骨な坂東武者の中でも、豪快さと勇猛さは指折り。猪突猛進で北条義時(小栗旬さん)や三浦義村(山本耕史さん)とぶつかることも。」とある。
彼の活躍に注目したい。
次の目的地は、和田義盛と三浦義村の祖父、三浦義澄の父でもある三浦義明を開基として、源頼朝が建立した横須賀市の満昌寺(まんしょうじ)だが、その前に小松ケ池公園付近を散策。
春到来、京急三浦海岸沿線の河津桜が見頃 厳冬で開花遅れるも色鮮やかに(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース
さすが三浦半島。もう桜が咲いていた。菜の花も鮮やかだ。
花見客がいっぱいいて、人が写り込まないように注意深く撮影した。
春だ。寒い冬がやっと終わる。
満昌寺に到着した。
満昌寺は、三浦一族の当主で、源頼朝の挙兵に協力した三浦義明の廟所である。
源頼朝お手植えのつつじ。
三浦義明は、源頼朝が挙兵の折、89歳という高齢にも関わらず戦ってくれた無二の忠臣だ。
頼朝お手植えのつつじは、いつの頃からか、この木の枝先に頭を入れると「頭痛持ちが治る」「頭が良くなる」と言い伝えられている。樹齢100年。
文化庁が境内に建てた看板。今日から建てた。(工事のお兄さんが教えてくれた。)
多くの人に三浦半島を訪れてもらいたいと心から思った。
御霊神社。義明坐像を安置している霊社。
↑これが三浦義明坐像だ。鎌倉殿の13人が放送される前までは、予約しないとみられなかったが、現在は300円支払えば当日見学可能となった。
寺の方が親切に教えてくれた。さすが大河ドラマの影響は大きい。
この階段の上にある宝物館内に、坐像はあった。鎌倉時代の作品を間近で拝見できたことに喜びを感じた。
義明の廟所も墓参。頼朝の墓にも感じたが、寂しい印象。
続いて訪れたのは、衣笠城址。
神奈川県のページに衣笠城合戦が紹介されている。こんなに詳しく説明されているとは知らなかった。勉強になった。
こちらも山城なので石垣や天守閣はない。
広場があるだけだ。
小高い山に登り、三浦義明さんに想いを馳せた。
衣笠城址は細い道を延々と登っていった先にあるが、その途上に古民家カフェ「ローゼンベッカー 榧の木邸(かやのきてい)」がある。
ここで休憩して帰宅した。
コーヒーとシュークリーム(880円)
甘いシュークリームに癒された。
奥に見えるのは、同行した方の文旦ゼリー(価格失念)。
この文旦はこの店の庭でとれたものだそうだ。文旦ゼリーも食べてみたかった。
店内は天井が高くて席配置もゆったりしていて、居心地がいい。
穴場カフェだ。
歩数計 13477歩
鎌倉殿の13人、ますます楽しみになってきた。
文化庁が建てた看板に紹介されていた寺にも行ってみたいと思った。