かんのん日記

主に旅行記です。

奥鎌倉で発酵食ランチ後、鎌倉殿の13人ゆかりの地「覚園寺」へ

12月もいよいよ中旬へ。

雨が降る日はかなり寒いが、今日は暖かく絶好の旅行日和ということで、奥鎌倉を訪れてみた。

昼前に出発したので、まずは「発酵食と苔を楽しむお店」奥鎌倉おりぜでランチをいただいた。

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こちらは、有名な鎌倉宮かまくらぐう•後醍醐天皇の皇子 護良(もりなが)親王(大塔宮)を祀る。)や荏柄天神社(えがらてんじんしゃ•菅原道真を祀る。)が近所にあるが、鎌倉駅からは徒歩約20分ほどの距離にあるため、小町通り鶴岡八幡宮界隈に比べれば人通りは落ち着いている。

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店内に入ると苔テラリウムが目に飛び込んできた。目に優しい緑色だ。落ち着く。

(テラリウムとは、ガラスなど光が通る密閉された透明なケースの中で、陸上の生き物を育てる方法のこと。初めて知った😅)

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店内は各席の距離がかなり離れていて、ウイルス対策がしっかりとされていた。

そして、さりげなくクリスマスちっくな雰囲気も漂っている。

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味噌けんちん汁定食(ブリのみそかす漬け)を注文した。自家製味噌!素敵な響きだ。

そして、オススメの台湾烏龍茶「貴妃」(600円)を併せてお願いした。

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まずは、台湾烏龍茶「貴妃」が登場。

クッキーもついてきた。

お湯を注ぎ、1分後に茶碗に注いだ。

うわぁ。味のバランスが非常に良い。甘いのだけど甘すぎない。

何杯でも飲める、と店主から言われたので、4杯くらい飲んでしまった。

何杯飲んでも味が落ちない。高級茶だ。

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烏龍茶を飲みながら待つことしばし。

味噌けんちん汁定食がやってきた。

品数多い!量も多い!けんちん汁がナミナミはいっている!

右上の茶碗に入っているものは食べてびっくり。ブロッコリーやらロマネスコなどのクリーム煮ではないか。美味しすぎる。

ブリのみそかす漬けはもちろん、漬物その他のおかず全て発酵食だ。

非常に美味しくいただきました。

体にかなりの発酵食を取り入れたからか、食後は寒がりの私が汗をかいていた💦

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食後にパウンドケーキが出てきた。これは定食に含まれている。

こちらも、烏龍茶と共に美味しくいただいた。

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当店のロゴ入りコースター。苔をイメージしているロゴなのだろうか。センスあるな。

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この案内が店の壁に掛けられていたので、店主にオススメの場所を伺った。

覚園寺の紅葉が素晴らしい。ここから徒歩15分くらいなのでぜひどうぞ」とのアドバイス

では、覚園寺に行ってみよう。

覚園寺に行く前に、手前の鎌倉宮に寄った。

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天気が良すぎる。そして人が結構いる。

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手水鉢、獅子頭守(ししがしらまもり)だらけた。

護良親王が兜のなかに忍ばせて自身の無事を祈ったお守りが獅子頭守。鎌倉宮創建(1869年)から授与されている。

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鎌倉宮にある、厄や災いを割るといわれる「厄割り石」。素焼きの陶器・かわらけに息を吹きかけて自分の中にある厄をのせ、石を目掛けて思い切りかわらけを投げて厄を割る、とのこと。

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誰もいなかったので、200円払って息を吹きかけて投げた。一発目で粉々に割れた。

既にどれが自分の投げたかわらけか全くわからない笑

厄除けになったのだろうか。

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鎌倉宮宝物殿の拝観料(300円)を払って、拝観コースを歩いた。紅葉、見事だった。

そろそろ覚園寺へ向かおう。

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覚園寺は来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公鎌倉幕府第二代執権北条義時公が建てた「大蔵薬師堂」にはじまり、第九代執権北条貞時公の時に、開山に「智海心慧師」を迎え、「覚(かく)園寺(おんじ)」と名づけられた。

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愛染堂(あいぜんどう)

元は覚園寺の近くにあった大楽寺のお堂。時代の流れで存続できなくなり、覚園寺に移築された。

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こちらの紅葉は色が濃く見えた。

覚園寺では、目には見えないが確かにある「信仰の空間」を是非感じてもらいたいという思いから、拝観料500円を払って通れる拝観ゲートから先は写真撮影禁止だ。

撮影できなかったが、本堂薬師堂の薬師如来、干支の象徴でもある十二神将像が見応えがあった。

鎌倉宮までは多くの人がいたが、ここまでくる人はあまりいないようで、良いなとつい思ってしまった。

大河ドラマが始まったらきっと混むのだろう。

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源頼朝の墓にも寄ってみた。

2012年(平成24年)2月に破壊されたが、今は修復されている。自分の他にはひとりしかおらず、寂しい雰囲気だった。

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今日は頑張って北鎌倉駅まで歩いた。

歩数計 24056歩

久しぶりの2万歩超え!

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夕食は、奥鎌倉おりぜの隣にある、okashi nikaido で購入したマフィン(うめジャム入り)。素朴な見た目たが美味しい。もっと買えばよかった。

丁寧に作られているのだろう。

 

いつも混雑している鎌倉に思い切って半日旅行して心身共に癒された。

奥鎌倉、ありがとうございました。

またよろしくお願いします。