かんのん日記

主に旅行記です。

神奈川県立近代美術館葉山へ

f:id:kannonta:20240425173401j:image今日は振替休日。そして前日の雨が嘘のようにやみ、朝から快晴。

ということで、神奈川県三浦郡葉山町にある、県立近代美術館の吉田克朗展を観に行くことにした。久しぶりの美術館シリーズです!

逗子・葉山駅で下車

f:id:kannonta:20240425174248j:imageかつては、新逗子駅という名称だったが、2020(令和2)年3月14日に「逗子•葉山駅」に改称した。

葉山へ最も近い駅ではあるが、ここは逗子市。徒歩の場合は、こちらから京急バスに乗らないと葉山町まではちょっと遠い。

f:id:kannonta:20240425175025j:image葉山女子旅きっぷ - newcal - 京急沿線おでかけサービスこんな大きな看板が設置されていて、京急の力の入れ具合が伺える。

女子旅きっぷという名称だが、男性も購入可能。(自分は、ランチ店(きっぷ対象外)を決めているため購入していない。)

扉の向こうには富士山が見える。今日は美しい富士山が見られそうだ。

バスに乗車

f:id:kannonta:20240425180015j:image早速バス停に並ぶ。美術館の看板があるので絶対に乗り間違えることはない。

並んでいるのは女性ばかりだ🫨女子旅きっぷ利用者もいるに違いない。

美術館に到着!

f:id:kannonta:20240425181314j:image20分強バスに揺られて、美術館最寄りの三ケ丘バス停で降車。(こちらは反対側の逗子駅行きバス停)

f:id:kannonta:20240425181311j:image到着は10時過ぎ。降車は自分ひとりだけと勝手に思っていたが、女性グループ2組も降り、全員で美術館敷地内に入った。f:id:kannonta:20240425182249j:image美術館側から見る三ヶ岡山緑地。葉山は海のイメージが強いが、豊かな緑地もあり、遊歩道も整備されている。快晴で眩しい。

エントランス付近にて

f:id:kannonta:20240425182805j:image美術館の屋外設置作品は無料で見ることができる。
f:id:kannonta:20240425182801j:image美術館併設のレストランと海。青々しい海と空にうっとりする。一緒にバスを降車した女性2人は、早速このレストラン オランジュ•ブルーに入店して行った。

レストラン目的ということは、葉山女子旅きっぷユーザーなのだろう。

f:id:kannonta:20240425183820j:imageイサム・ノグチ「こけし」2016(平成28)年に閉館した鎌倉館から移設された私のお気に入り。

久しぶりに見た。何十年経っても変わらない「こけし」の二人をしばらく眺めて色々な思い出が蘇ってきた。

企画展を観覧

吉田克朗氏は、元武蔵野美術大学教授で美術家。1999(平成11)年に55歳で逝去。本展は彼の全貌に迫る初めての回顧展。f:id:kannonta:20240425184712j:image写真撮影OKの企画展だ。平日だからほぼ貸切状態。監視員の人数の方が多い笑
f:id:kannonta:20240425184704j:image触″緑の内へ″という作品たち。美的センスがないのでこれらの作品の違いが理解できない。
しかし、平日の空いている美術館で、非常に癒される。

f:id:kannonta:20240425190107j:image館内の白いソファで休憩。葉山館の開館は2003(平成15)年なので、流石にこのソファもくたびれてきているなぁ、と感じた。

再び屋外へ

f:id:kannonta:20240425190835j:imageレストランの向こうに、富士山が見えた!きっと見られると思っていたが、想像以上に美しくてしばらくの間、写真撮影をしていた。
そうしたら、親子と思われる女性2人も写真を撮り始めたので、ついお母様の方にお声がけしてしまった。

「こちらの美術館にはよく来られるのですか?」

「いいえ。息子がこちらに住んでいて、私は山口県宇部市から参りました。」

「それはそれは神奈川県へようこそおいでくださいました。美術館から見える富士山、いかがですか?」

「とても美しいですね。私、9回富士山の頂上まで登ったのでこちらから見ることができて嬉しいです。登っている時はもう2度と登りたくないって思うんですけどね、9回も登ってしまいました。」

青空の下で、会話が弾んでしまった。娘さん(お嫁さんか?)は戸惑ったことだろう。

海岸に出てみる

f:id:kannonta:20240425191814j:image美術館の目の前は一色海岸で、すぐに出られる。f:id:kannonta:20240425192022j:image海岸からも富士山がよく見えた。葉山の海は美しい。

葉山町を歩いてみた

f:id:kannonta:20240425192652j:image葉山といえば、葉山御用邸だ。緑が美しい。そしてこちらの正面には葉山警察署がある。
f:id:kannonta:20240425192649j:image宮内庁御用達「すゞきや」でわかめが売られていた。
f:id:kannonta:20240425192659j:imageMOMOYAMAショップ&ギャラリーABOUT – MOMOYAMA SHOP&GALLERYおしゃれ!さすが葉山。

葉山茶寮立花でランチ

f:id:kannonta:20240425194905j:image美術館からすぐのこちらの店で立花御前昼はんをいただいた。
f:id:kannonta:20240425194919j:image古民家風店内は涼しい風が吹き込んで来てゆったりとした時間が流れている。
f:id:kannonta:20240425194912j:image季節の八寸盛。健康に良さげな数々の食材。三浦ひじきが大きくて驚いた。
f:id:kannonta:20240425194916j:image蒸籠蒸し。地元野菜、山芋の豚肉包みを塩でいただいた。
f:id:kannonta:20240425194909j:imageごはん、汁物、香物とともに。
f:id:kannonta:20240425194927j:image温かい緑茶と水まんじゅうで終了。ご馳走様でした。1時間程度の時間が経過していた。

こんなにゆっくり昼食を食べたのは久しぶりのことだ。(今月は10分くらいで終了が常。)

森戸神社まで散歩

f:id:kannonta:20240425200717j:image源頼朝が創建し、鎌倉時代の歴史書「吾妻鑑」にも記されている由緒ある神社だ。森戸神社(森戸大明神)平日は人がいなくて本当に良い。f:id:kannonta:20240425201129j:image神社の奥には石原裕次郎記念碑があり、記念碑の左には葉山灯台裕次郎灯台)が見える。f:id:kannonta:20240425201119j:imageだいぶモヤってきたが、こちらからの富士山も美しい。

さらに葉山アリーナまで歩く

f:id:kannonta:20240425202522j:imageおそらく20℃超えているだろうが、もうちょい頑張って葉山アリーナまで歩いた。f:id:kannonta:20240425204934j:image汗をダラダラかきながらヨットを眺める。f:id:kannonta:20240425202736j:imageそして、マーロウ葉山マリーナ店に入店。

f:id:kannonta:20240425203103j:image空いていたので、葉山店限定マサラチャイティープリン(831円!)を購入して帰宅。(葉山マリーナから逗子•葉山駅まではバスに乗りました。)

f:id:kannonta:20240425204334j:imageビーカーから取り出して食べてみた。葉山店カフェで出しているマサラチャイのスパイシーで華やかな香りがする、と店のショーケースに書いてあったが、確かにスパイシーだ。苦味のあるカラメルも美味しい。

 

歩数計 12554歩

 

大相撲横浜アリーナ場所

f:id:kannonta:20240420200124j:image今日は、~日産神奈川 設立記念~ 令和六年春巡業「大相撲横浜アリーナ場所」を観に行った。f:id:kannonta:20240420200424j:image(大相撲横浜アリーナ場所Facebookの写真から拝借)

会場内はこんな感じ。土俵正面の椅子席(12000円)を購入したので割とよく見えたが、291センチ!の大型4面ビジョンが迫力ありすぎた。

f:id:kannonta:20240420200847j:image開場は9時。しかし、80歳超の両親を連れて行ったので、現地到着は10時過ぎ。そのため、すでに稽古が始まっていた。お相撲さんは大きいなぁ!
f:id:kannonta:20240420200854j:image満員御礼らしい。きっとスポンサー企業(日産神奈川など)用の席がたくさんあるのだろう。f:id:kannonta:20240420200901j:image大型ビジョン、本当に大きい。
f:id:kannonta:20240420200843j:image本場所と違ってお相撲さんたちの表情も柔らかい。しかし、ニッコニコしているこの可愛い力士の名前がわからない💦NHK大相撲中継、全然観ていないから仕方ない。

f:id:kannonta:20240420202006j:image稽古が終了すると、力士ふれあい会が始まった。

4人の力士にます席のお客さんが質問している風景。名前がわかったのは、右から2番目の、湘南乃海(神奈川県大磯町出身)とその左にいる大の里。1番左の力士は、横浜市緑区出身の荒篤山(こうとくざん)という力士らしい。

「好きな食べ物はなんですか?」という質問には、

「シウマイです。」と答えた力士がいて、なんとサービス精神旺盛なんだろうと思った。

f:id:kannonta:20240420203556j:image崎陽軒「初夏のかながわ味わい弁当」(1120円)

力士への質問コーナーが終わると、序二段の取組が始まるまで30分ほど休憩のため、ランチタイム。

シウマイ、三崎産マグロ、三浦産芽ひじき、小田原蒲鉾、小田原産梅干、湘南ゴールドといった神奈川県の名物らしきおかずが入った弁当。崎陽軒のシウマイ、久しぶりに食べたが、やっぱり美味しい。湘南ゴールドのエキスを入れたデザートのおまんじゅうはちょっと酸っぱかった。
f:id:kannonta:20240420204127j:image相撲甚句(すもうじんく…相撲の世界に伝わる伝統的な文化のひとつで、地方巡業などで力士が披露する七五調の俗謡のこと)を歌うお相撲さん。とっても上手でした。

f:id:kannonta:20240420204440j:image初切(しょっきり…相撲の決まり手を面白おかしく紹介する見せ物)この場面は塩を撒き散らしている場面です。足で蹴ったりとか、プロレスのラリアットみたいな事したりとか、本場所では絶対にありえない動作の力士、会場が笑いに包まれていた。

f:id:kannonta:20240420204849j:imageトイレの帰りに、土俵入り前の高安関に遭遇した。すごく大きかった。

f:id:kannonta:20240420205058j:image土俵入する幕内力士。みんなすごく大きい。
f:id:kannonta:20240420205040j:image横綱照ノ富士の土俵入り。横綱はさらに大きい。貫禄がある。
f:id:kannonta:20240420205443j:image山中竹春横浜市長が挨拶。照ノ富士が新横浜の公園に土俵を寄贈してくれた、と誇らしげに話していた。カンペないみたい。結構噛んでいた。

大相撲 横綱照ノ富士 横浜の公園に土俵を寄贈 新横浜公園に | NHK
f:id:kannonta:20240420205439j:image幕内取組が始まった。この後、最後までの記憶なし。

椅子に座って眠り込んでしまった…。力士の名前、ほとんど知らないからそんなにショックは受けていないが、疲労しているみたい。
f:id:kannonta:20240420210228j:image午後3時に終了。相撲の観客は高齢者が多いので、ぶつかって怪我をさせないようにほぼ最後に退場して帰宅。

お疲れ様でした。

 

歩数計 4290歩

普段よりも歩いていない💦椅子で寝てただけだし、仕方ないか。

枝垂れ桜とロープウェイ@身延山

今年もお花見シーズンが到来!f:id:kannonta:20240330213521j:image今日、山梨県身延山久遠寺の枝垂れ桜を観に行った。f:id:kannonta:20240330212422j:image甲府駅から、特急ふじかわに初めて乗った。JR東海の車内チャイムが耳に心地良くて、自然とテンションが上がる。そして天気は快晴だ。

f:id:kannonta:20240330212623j:image本当に久しぶりに、車内で駅弁を食べた。やまゆり牛しぐれ煮弁当|肉|湘南鎌倉 大船軒 冷たくても美味しい。完食です。

身延駅

f:id:kannonta:20240330213056j:image身延駅に到着。f:id:kannonta:20240330213112j:image駅からはこの路線バスに乗って身延山に向った。行列の1番最後に並んで無事乗車できたが、満員ぎゅうぎゅう詰め。(約12分、350円)

門前町にて

f:id:kannonta:20240330213624j:imageうわぁ。見事に桜が咲いている!門前町で既にウキウキ状態。f:id:kannonta:20240330213632j:image身延山の桜は本日満開だ。

三門

f:id:kannonta:20240330221658j:image久遠寺は、鎌倉時代日蓮聖人によって開かれた寺で、日蓮宗の総本山。空•無相•無願の三つの門をへて、覚りに至ることから、本堂を悟りの世界に見立て、本堂に至る正面のこの門を三門というそうだ。f:id:kannonta:20240330214156j:image三門脇の桜も素晴らしい。ついつい見惚れてしまう。外国の方も大勢花見に訪れていた。

本堂への石段

f:id:kannonta:20240330214418j:image菩提梯(ぼだいてい)

高さ104mで、三門と本堂を一文字に結ぶ287段の石段。南無妙法蓮華経の七文字になぞらえて七区画に分かれている。菩提梯とは、覚りにいたる階段のことで、この石段を登りきると、本堂に至ることから、覚りの喜びが生ずることを意味しているそうだ。早速登ってみた。
f:id:kannonta:20240330214410j:image息切れが酷かったが、287段を登りきった💦一段一段の高さが30cmくらいあって、覚りの喜びよりも疲労感が勝った…
f:id:kannonta:20240330214401j:image2004(平成16)年に復元建立された五重塔と桜。快晴だ。
f:id:kannonta:20240330214443j:image本堂。多くの方が参拝していた。

いよいよ、枝垂れ桜を鑑賞!

f:id:kannonta:20240330214431j:image境内にある樹齢約400年と伝わるしだれ桜。大きく垂れ下がる枝いっぱいに淡いピンクの花をつけていた。満開だ。f:id:kannonta:20240330214405j:image別の角度からも撮影。
f:id:kannonta:20240330215846j:imageもう一本ある枝垂れ桜も美しく咲いていた。f:id:kannonta:20240330214439j:imageこちらには近寄って撮影。今日ここにこられて本当に幸せ。f:id:kannonta:20240330215830j:image桜の花が降り注いできている!

桜鑑賞後、本堂の中に入り、天井いっぱいに描かれた黒龍をしばらくの間見学した。

外は暑かったが、本堂内はヒンヤリしていて涼しかった。f:id:kannonta:20240330222446j:image拝殿内からも枝垂れ桜を撮影できた。この角度も中々良い。

身延山ロープウェイにも乗車

f:id:kannonta:20240330222706j:image関東一の高低差763mの身延山ロープウェイにも乗った。往復1600円。山頂は、海抜1153m。

f:id:kannonta:20240330223125j:imageロープウェイから見る桜の絶景。満開です。f:id:kannonta:20240330223040j:imageロープウェイと富士山。富士山が美しすぎる…
f:id:kannonta:20240330223117j:image改めて富士山だけを撮影。やっぱり富士山は美しい。
f:id:kannonta:20240330223106j:image山頂の様子。ここら辺りから鼻水が止まらなくなる。花粉症だったことを自覚…
f:id:kannonta:20240330223132j:image奥之院思親閣

境内には日蓮聖人お手植えの立派な杉があり、樹齢750年を超える霊樹として、近年は長寿のパワースポットと言われているそうだ。

f:id:kannonta:20240330223044j:image北側展望台。左側白っぽいのが白峰三山農鳥岳間ノ岳北岳)、右の凹んでいる所が甲府盆地

f:id:kannonta:20240331052001j:image説明がわかりやすかった。f:id:kannonta:20240331080008j:image南側展望台。富士山と富士川を拝む。
f:id:kannonta:20240330223110j:image観光客がくし切り団子を購入している姿を見ながら、帰りのロープウェイ乗り場の行列に並ぶ。30分ほど並んでようやく乗れた。今日は一年で1番混雑している日ではないだろうか。
f:id:kannonta:20240330223102j:image石段を降りて帰る。まだまだ多くの方が本堂へ向かう姿を目撃した。それにしても階段が急すぎて下るのが怖い。

甲府駅に立ち寄って帰宅

f:id:kannonta:20240330225742j:image帰りも特急ふじかわに乗り、甲府駅で途中下車。武田信玄公の像の隣の桜も美しく咲いていた。信玄公、大きい。

f:id:kannonta:20240330230038j:image甲府駅北口の歴史公園にも立ち寄った。f:id:kannonta:20240330225946j:image甲州夢小路と言われる建物群。へーと思いながら見学。川越と似たようなコンセプトで作ったのだろうか。ちょっと不思議な印象。

f:id:kannonta:20240330230650j:image特急あずさに乗車。f:id:kannonta:20240330230724j:image車内でちょっと飲食して帰宅。帰りはグリーン車で外国の方が多く乗車していて、海外旅行気分を味わうことができた。この甲州ハイボール、美味しい。

今年も桜の花を観られて本当によかった。

同行してくれたHさん、誠にありがとうございました🙇

 

歩数計 14524歩

薬研坂とその界隈を歩いた後、日本橋まで歩く。

f:id:kannonta:20240323195328j:image本日は、東京•赤坂の薬研坂(やげんざか)などの「坂」を見に行くマニアックな散歩です。

そして、日頃の運動不足解消のために日本橋まで6キロほど歩いてみました。

赤坂見附駅からスタート

f:id:kannonta:20240323195952j:image朝から雨が降っていたが、午後から小降りになってきた。13時過ぎに赤坂見附駅から出発。f:id:kannonta:20240323200910j:imageまず最初に目撃したのが、牛鳴坂(うしなきざか)。

この道は旧大山街道。牛が苦しんで鳴いたことからこの地名になったらしい。
f:id:kannonta:20240323200454j:image大山街道には、移築された武家屋敷門があった。

裄(けた)行(ゆき)21.8m、梁間(はりま)4.7mの規模を持つ国の重要文化財
2016(平成28)年に山脇学園新校舎建築事業の一環として、千葉県九十九里町にあったこの門を赤坂に移築したらしい。
山脇学園中学・高等学校1903年設立の歴史ある私立女子校のようだ。

弾正坂を歩く

f:id:kannonta:20240323202445j:image左手に、赤坂警察署の綺麗な建物が見えた。f:id:kannonta:20240323203743j:imageそして、右手には虎屋赤坂店。駐車場は常に満車で、店の前で来店記念の撮影している方もいた!株式会社 虎屋
f:id:kannonta:20240323204202j:image青山通りを渡り、赤坂御用地豊川稲荷の間を下っていくのが弾正坂(だんじょうざか)。カーブの感じは伝えられている気がするが、下っているようには中々見えない。

西側(現在は赤坂御用地)に上野吉井藩松平家があり、代々弾正大弼(だいひつ)に任ぜられることが多かったため、弾正坂と名付けられた。

九郎九坂(くろくざか)から豊川稲荷

f:id:kannonta:20240323204154j:image弾正坂の突き当たりを右折すると、九郎九坂の上りになる。この坂上にあるのが豊川稲荷東京別院f:id:kannonta:20240323205822j:image

f:id:kannonta:20240323205744j:image
f:id:kannonta:20240323205751j:imageたくさんのキツネ🦊がいて、たくさんの参拝者が訪れていた。(特に外国人が多かった。)

薬研坂

再び青山通りを渡っていよいよ薬研坂を歩く。 
f:id:kannonta:20240323210510j:image中央がくぼみ、両側の高い形が薬を砕く薬研に似ているために「薬研坂」と名付けられた。現場だとよくわかるのだが、写真にするとうまく伝わらない…写真を撮るのって難しい。
f:id:kannonta:20240323210459j:image薬研坂を歩いていたら、横に円通寺坂という坂もあった。坂が多いなぁ。
f:id:kannonta:20240323210452j:image右手に円通寺という寺があるから名付けられた。この寺の先が坂になっている。
f:id:kannonta:20240323210440j:image下っています。伝わるかな。それにしても赤坂は背の高いビルが多い!
f:id:kannonta:20240323210433j:imageこちらは赤坂パークビルhttps://office.mec.co.jp/search/detail/011631/なんと1993年竣工!自分が就職した年だ。もう30年以上建っていることに驚く。

三分坂(さんぷんざか)の急坂を下る

f:id:kannonta:20240323212253j:image薬研坂をさらに進むと、直角に降下する三分坂が見えてきた。確かに直角に曲がっている。そしてかなりの急坂だ。
f:id:kannonta:20240323212240j:image急坂のため通る車賃を銀三分(ぎんさんぷん、百円余)増したためという、坂下の渡し賃一分に対していったとの説あり。
f:id:kannonta:20240323212304j:image三分坂の脇には現在も報土寺があり、こちらの墓地には、力士•雷電為右衛門夫妻の墓もある、と案内板があったが、見つけられなかった💦

乃木坂を目指す

f:id:kannonta:20240323213414j:image三分坂を直進し、港区立赤坂小学校で左に折れ、その先をすぐ右折すると赤坂通りに出る。
f:id:kannonta:20240323213418j:image赤坂通りはまもなく乃木坂に入っていく。乃木坂といえば、乃木坂46

乃木坂46は、日本の女性アイドルグループで、秋元康のプロデュースにより、2011年8月21日に結成した。(Wikipediaより抜粋)

13年くらい活動しているのか。知らなかった。

乃木坂は、乃木希典の死後、赤坂区の議決によって坂名が決まった。

f:id:kannonta:20240323214441j:image乃木坂陸橋から乃木坂を撮影。坂の感じが伝わってくる、ような気がする。

乃木神社と旧乃木邸を見学

f:id:kannonta:20240323214652j:image乃木神社 | 安産祈願・厄祓・結婚式は東京・乃木坂の乃木神社

ちょうど雅楽師の演奏と共に結婚式が挙行されていて、めでたい雰囲気が神社中に漂っていた。おみくじを引く若い男性が多かったように思う。
f:id:kannonta:20240323214710j:image陸軍大将乃木希典(1849~1912)の邸宅地だったが、乃木将軍の遺言により、公園として東京市に寄贈され、大正2年に開設された。
桜の花が見ごろの時期は、階段上からの鑑賞がおすすめらしい。
f:id:kannonta:20240323214656j:imageしかし、ここ1週間は寒い日が続いていてまだ開花はしておらず。残念。

そして、「坂」を見て回るマニアック散歩は旧乃木邸で終了。

日本橋まで散歩続行

雨も上がり、天気が良くなってきたので、こちらから日本橋まで約6km歩くことを決定。
f:id:kannonta:20240323220336j:image都営南青山一丁目アパート。1972年竣工。竣工50年の建物とその後ろにそびえ立つタワーマンションの対比がすごい。都心の一等地にこんな古い建物がまだ残っているのだなぁと感慨深くなった。
f:id:kannonta:20240323220304j:imageカナダ大使館見学  平日に休みを取れたらぜひ見学してみたい。f:id:kannonta:20240323220308j:image高橋是清翁記念公園 Takahashi Korekiyo-o Memorial Park|公園紹介 PARKS INTRO|AKASAKA PARKS(赤坂パークス)港区赤坂・青山地区公園情報
f:id:kannonta:20240323220324j:image赤坂見附駅付近のビル群。都会だなぁ。
f:id:kannonta:20240323220348j:image皇居にたどり着いた。
f:id:kannonta:20240323220332j:image桜田門が見えてきた。市民ランナーがたくさん練習していた。サイクリングする外国人も多く見かけた。
f:id:kannonta:20240323220400j:image皇居「正門石橋」こちらで写真撮影する外国人の多いこと!外国人だらけでした。
f:id:kannonta:20240323220312j:image丸の内仲通り
f:id:kannonta:20240323220255j:image東京駅。大妻女子大学の卒業証書授与式が本日だったようで、多くの卒業生が写真撮影する姿を見かけた。
f:id:kannonta:20240323220246j:image東京駅日本橋
f:id:kannonta:20240323220352j:image日本橋一丁目に着いた。
f:id:kannonta:20240323220344j:image日本橋に到着
f:id:kannonta:20240323220340j:image日本国道路元標と東京市道路元標

日本橋長崎館がゴール!

f:id:kannonta:20240323220404j:image1割引のチラシをもらったので入店してみた。店頭には福山雅治さんのポスターが貼られていた。店内は割と盛況で、五島に行った楽しい思い出が蘇ってきた。

長崎・五島は今日は雨降らなかった - かんのん日記

f:id:kannonta:20240323225026j:image島原で製造。島原には行ったことがないのでぜひ行ってみたい。

この後食事もしたのだが、店の名前が出て来ない…写真撮ればよかったなぁ。

 

歩数計 20201歩

鶴見線に乗らずにスタンプラリーの続き。

f:id:kannonta:20240303145308j:image朝から大変天気が良いので、昨日のスタンプラリーを続行。JR鶴見線で巡るスタンプラリー - かんのん日記

今日は鶴見線に乗らないで、鶴見駅から徒歩可能な場所に行ってみた。

8.曹洞宗大本山總持寺

f:id:kannonta:20240303145749j:imageもとは石川県輪島市にあったが、1911(明治44)年に鶴見に移転した。2021(令和3)年で開創700年。

こちらには、坐禅修行のため一泊宿泊したことがある。朝3時に起床して廊下の雑巾がけをしたのが懐かしい思い出。

ARフレームの大黒尊天は、木彫りで日本一大きく、高さ約180cmらしい。

それにしても天気良すぎるな。

9.鶴見花月園公園

f:id:kannonta:20240303150910j:image花月園公園と写真展「世界ネコ歩き」 - かんのん日記

花月園公園の説明は2年前のブログに書いているので省略。2年前よりも整備が進んでおり、来園者もかなり多い印象。みなとみらいまで見渡せる絶景スポット。

10.キリンビール横浜工場

f:id:kannonta:20240303151609p:image関東大震災を機に横浜山手から、ここ鶴見区生麦に移転して以来、90年以上に渡り緑地を創出•整備してきたそうだ。

f:id:kannonta:20240303151832j:image敷地内の河津桜
f:id:kannonta:20240303151836j:image工場見学者は見かけたが、敷地内を散歩する人はほとんどおらず写真撮り放題。青空に桜が映えている!

番外;ザ•ライジング•サン•コーヒー

f:id:kannonta:20240303152354j:imageザ・ライジング・サン・コーヒー鶴見店 「縁あって鶴見に」 地域を思う“豆屋さん” 【鶴見まちかどお店探訪】 | これつる〜日日是つるみ〜

京急鶴見駅からすぐのテイクアウトコーヒー店、以前から気になっていたので初めて購入してみた!

俳優の坂口憲二さんがコーヒー焙煎士となり立ち上げたコーヒーショップの3号店だ。

f:id:kannonta:20240303153045j:image本日のコーヒー(450円)。若いお兄さんが入れてくれた。早速、このブラックコーヒーを一口飲んでみた感想は「へー美味しい。」

f:id:kannonta:20240303153318j:image冷めてしまったが、帰宅してミスドの「ポン・デ・リング」、「桜もちっとドーナツ 五分咲き」とともに美味しくいただきました。ご馳走様。

春はもうすぐだな、と感じる休日でした。

 

歩数計 10656歩

JR鶴見線で巡るスタンプラリー

f:id:kannonta:20240302190921j:imageJR鶴見線で巡る緑のスタンプラリー 横浜市鶴見区

今年も鶴見区役所が企画してくれたので、早速参加してみました。

まずランチ

f:id:kannonta:20240302191521j:image体調不良が続いていたので、スタート前にランチで元気を分けてもらおう。

天厨菜館グループの寿楽|寿司、天ぷら、割烹という3つの老舗の味

鶴見駅そばの日本料理店「寿楽」が月一の半額デーの為、高齢者が大半の行列に1時間半並んで食べてみた。(5500円→2750円)

かなりの量の鰻重だった。ふっくらした鰻が好みなので、鰻が痩せていたのは残念だったかな。でも、2750円はお得。

満腹でスタンプラリーを開始した。

1.鶴見駅でスタンプゲット!

f:id:kannonta:20240302193220j:image今回はARスタンプラリー(従来のスタンプラリーとは違い、参加者が自身のスマートフォンでスタンプを貯めることのできる、オンラインのスタンプラリー)の為、スマホで撮影。鶴見駅東口の交番そばが撮影スポット。

ARフォトフレームには、歴代の鶴見線車両が一緒に写り込むらしい。この車両は、12月に登場した新型車両E131系。JR鶴見線、「都会のローカル線」は新車で変わる? 工業地帯の通勤路線として独自の存在感発揮 | 通勤電車 | 東洋経済オンライン

f:id:kannonta:20240302193828j:imageこれまでは運転士と車掌の2人で運行していた鶴見線がついに新型車両で「ワンマン運転」開始となる。感慨深い。しかし、本当にワンマンが大丈夫なのか不安もある。踏切の直前で急停車する事が最近頻発しているからだ。

2.国道駅でもスタンプ

f:id:kannonta:20240302194337j:image昭和レトロな駅舎で有名な国道駅。こちらのフレームには、1996(平成8)年まで使用していた旧型国電クモハ12形が写っている。昭和感たっぷりの駅舎の雰囲気に合っている。

3.弁天橋駅にて

f:id:kannonta:20240302195003j:image弁天橋駅で新型車両を撮影。デビューしたてなのでピカピカだ。

f:id:kannonta:20240302195124j:image2012(平成24)年、駅前のJFEエンジニアリング(株)の用地を公園緑地化し、一般開放されている。こちらのフレームは、2004(平成16)年〜今年3月に走った205系。おなじみの黄色とスカイブルーのデザイン。f:id:kannonta:20240302195651j:image弁天橋駅前のファミマは、会社がお休みの日は休業している為、休前日は安売りするらしい。

4.入船公園で花見

f:id:kannonta:20240302200239j:image入船公園にはお掃除係のヤギえんちょうがおられるので、フレームは鶴見線車両ではなく、ヤギえんちょう。梅の木とともにスタンプゲット!f:id:kannonta:20240302200510j:image産業道路のすぐ脇にある公園でも梅の花は美しく咲いていた。本当に癒される。
f:id:kannonta:20240302200637j:image小さな房状の黄色い花を咲かせるミモザも満開だ。f:id:kannonta:20240302200633j:image色々な人が写真撮影していた。それほど見事なミモザに見惚れてしまった。

そうそう。ヤギえんちょうだが、今年の初出勤日は3月19日で、今日はいらっしゃらなかった。https://twitter.com/yagi_encho

鶴見線車両基地

f:id:kannonta:20240302201132j:image弁天橋駅そばには鶴見線と南部支線の車両基地がある。普段は車窓から見るだけだったが、今日は下車したのでゆっくり眺めることができた。楽しい。

5.JFEトンボみち•トンボ池

f:id:kannonta:20240302202014p:imageトンボみちは、JFEエンジニアリング(株)が2009(平成21)年に整備した遊歩道。トンボ池は、トンボみち入口に造成されたビオトープ

(※ビオトープは、工業の進展や都市化などによって失われた生態系を復元し、本来その地域にすむ生物が生息できるようにした空間を指す。)

トンボ網のフレームに合わせて写真を撮るのも楽しそうだ。

再び鶴見線に乗って6.新芝浦駅と7.海芝浦駅へ

f:id:kannonta:20240302202704p:image新芝浦駅では、東芝グループが整備したビオトープがあるらしいが、一般には開放されていないため、フレームのみ提供。

虫眼鏡の中身を写真撮影することができたので、鶴見線内から工場写真をパチリ🤳

f:id:kannonta:20240302203004p:image終点の海芝浦駅に到着。こちらのフレームは、駅員さんになりきろう、ということで帽子が出てきたので鶴見線に被せてみた笑

f:id:kannonta:20240302203147j:image海芝浦駅は東芝の工場敷地内にあるので改札外には出られないが、海を臨む海芝公園は歩くことができる。鶴見つばさ橋ベイブリッジがよく見えた。3月だからなのか、暖かい。

f:id:kannonta:20240302203740j:image合計7つのスタンプで終了。今回のスタンプラリーも面白くてよかった。体調回復傾向で嬉しい。

 

歩数計 20188歩

湯島天神梅まつり

f:id:kannonta:20240224201254j:image前日は雨が降って寒い天皇誕生日だったが、今日は一転、快晴で暖かくなったので、夕方から湯島天神へ梅を観に行った。f:id:kannonta:20240224203003j:image大混雑の御徒町駅に着いたのは5時。だいぶ日が延びた事を実感。

湯島天神に到着

f:id:kannonta:20240224203611j:image徒歩10分弱で着いた湯島天神、予想よりずっと混んでいた。昼間はもっと混雑していたのだろうなぁ。

f:id:kannonta:20240224203542j:imageうわぁ、梅が咲き乱れている。
f:id:kannonta:20240224203553j:image人だかりがしているので、近寄ってみたら、梅の木にメジロがいた。可愛いメジロ、見飽きない。
f:id:kannonta:20240224203546j:image本殿前の梅も満開だったが、すでに散り始めているようだ。
f:id:kannonta:20240224203615j:image梅の木に囲まれている本殿。写真映えするなぁ。

f:id:kannonta:20240224205545j:image湯島天神といえば、合格祈願に多くの受験生が訪れるので有名だ。
f:id:kannonta:20240224205556j:image夕方は少々冷えていたので、合格甘酒(300円)を購入。身体が温まった。それにしても、絵馬がものすごくたくさん掛けられている。全て合格祈願なのだが、ご利益あるのだろうな、きっと。
f:id:kannonta:20240224205603j:image梅の木のそばに水平式日時計があった。「此の日時計は御大典を記念して寺島又吉氏、奥村ぬい氏より鍛冶橋の欄干を軸に日時計を作り奉納されたもので、御参拝の人々から親しまれてきました。戦後の混乱期に放置のまま永い間忘れられておりましたが、今回スイス・ラドー日本総代理店酒田時計貿易株式会社の御好意により、水平式日時計として復元して戴いたものであります。 昭和52年(1977)3月 湯島神社」との説明あり。
f:id:kannonta:20240224212737j:image危縁氷人石(きえんひょうじんせき)

「この石柱の右側には「たつぬるかた」、左側には「をしふるかた」と記されています。
これは迷子がでたとき、子の名を書いた紙を右側に貼って探し、迷子がいた時、その子の特徴を書いた紙貼って知らせた「迷子しらせ石標」の名残りです。」

昔から、迷子が多く出るくらい人がたくさん訪れる場所なのだ、ここは。今日も夕方過ぎなのに人が減らない。f:id:kannonta:20240224212424j:image徐々にライトアップの光が梅を照らし始めてきた。夜神梅(やかんばい)だ!
f:id:kannonta:20240224212309j:imageこちらの木は、白梅と紅梅が咲いている。思いのまま、という名前なのか🤫 羨ましい。
f:id:kannonta:20240224213426j:imagef:id:kannonta:20240224213530j:image合格祈願の絵馬が盛りだくさんに掛けられていて、今にも落っこちてきそう…
f:id:kannonta:20240224213921j:image本殿もライトアップした。参道に並ぶ屋台はそろそろ閉店だ。
f:id:kannonta:20240224212346j:imageだいぶ暗闇に包まれてきた。
f:id:kannonta:20240224212409j:image本殿ピッカピカ⭐️
f:id:kannonta:20240224212317j:image宮内には、「講談高座発祥の地」碑もあった。講談は江戸時代半ばころまで、街角の辻講釈など、聴衆と同じ目線の高さで演じられていたが、こちらの境内で活動していた講談師の伊東燕晋が文化4(1807)年、徳川家康の偉業を語る際に、高さ三尺の高座を設けたことが高座の始まりとされているそうだ。
f:id:kannonta:20240224212324j:image三十八段の石段坂の男坂。江戸時代の書物「御府内備考」によると、湯島天神参拝のための坂であったが、その後、本郷から上野広小路に抜ける通り道にもなったといわれているそうだ。

f:id:kannonta:20240224215004j:imageこちらは女坂。三十三段の石段坂で、男坂に比べると若干緩やかな階段である。男坂と女坂のそれぞれの白梅が美しい。

夜神梅を改めて鑑賞

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f:id:kannonta:20240224215603j:image散り始めてはいましたが、美しい…の一言でした。

そして帰途へ

f:id:kannonta:20240224220150j:image湯島、天神様お膝元の喫茶・御菓子司「つる瀬」

この三連休直前に体調不良に陥り、お腹の調子がイマイチ…そのため、今日は食事はなし。 

その代わりに、こちらで和菓子を購入。夜でも並んでいた!

f:id:kannonta:20240224220610j:image白梅最中(しらうめもなか)

湯島天神の白梅を模したかわとつぶし餡。甘すぎず、あっさりとした最中でした。210円。

f:id:kannonta:20240224220915j:image今度の日曜日は東京マラソンなんですね。大会要項 | 東京マラソン2024

すっっごく時間かかりましたが、2008年に完走しました。もう16年も前の事なのか…

体調、戻さないとなぁ。

歩数計 16651歩