かんのん日記

主に旅行記です。

懐古園と千曲川温泉(小諸で花見後編)

ランチ後、小諸に島崎藤村ゆかりの場所がある事がわかったので、立ち寄ってみた。

島崎藤村ゆかりの場所

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明治の文豪・島崎藤村は1899(明治32)年、小諸義塾(私塾)に英語と国語の教師として赴任し、約6年間を当地で過ごした。

ここが藤村が住んでいた場所とのことだが、建物は残っていない。

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住んでいた場所のそばに、藤村が朝洗顔したり、妻・冬子が水を汲みにきていた井戸も残されていた。(現在は使用不可)

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藤村のさんぽ道(馬場浦)

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藤村のさんぽ道から見える石垣。

江戸時代、石垣の下はお城の馬場だった。

この場所も、大手門ガイドさんおススメの場所。江戸時代からある石垣を確認できて良かった。

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小諸駅停車場ガーデンから、懐古園につながるトンネルをくぐる。

いよいよ懐古園

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懐古園の入口は、小諸城三の門だ。

正面の「懐古園」の大額は徳川宗家第16代当主徳川家達の筆。

三の門よりも桜に目が行ってしまう💦

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今日から桜まつりが始まっていることから、大勢の来園者がいた。

入園料•散策券は300円。

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園内の二の丸跡を上ってみる。

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二の丸跡からも浅間山が見えた。

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桜のトンネルは満開までもう少し時間がかかりそうだ。

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本丸北から三の門までが懐古神社の社地。

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神社境内の池の桜も美しい。
f:id:kannonta:20230401222454j:image山本勘助愛用の鏡石

武田信玄小諸城を拡張整備した時、その臣山本勘助が常に愛用したと伝えられる。f:id:kannonta:20230401223546j:image

日向に植えられた桜は満開と言っても良い気がする。

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桜の花が青空に映えていて、見飽きない。

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こちらの桜も見事に咲き誇っている。

園内動物園にも行ってみた。

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こちら、1926(大正15)年に開園した長野県最古の動物園。昨年4月にリニューアルしたそうだ。

f:id:kannonta:20230401224619j:imageちょうど、13時から餌やり体験が行われており、ガツガツ餌を食べる山羊🐐を目撃した。

f:id:kannonta:20230401224827j:image動物園の桜も満開。

f:id:kannonta:20230401224952j:image桜に向かって突進するフンボルトペンギン🐧(この後、左のプールに飛び込む。)

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暑いのでグッタリしているライオン🦁

f:id:kannonta:20230401225331j:image長野県の天然記念物に指定されている川上犬のさくら。さくらも暑そうだ。

小諸八重紅枝垂桜

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小諸固有の桜「小諸八重紅枝垂桜」はまだ満開ではなかった。

従来、見頃は5月の連休頃だったらしいが、既に咲き始めている。

天気が良すぎて、ちょっと休憩したくなった。

コーヒータイム

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自家焙煎珈琲ベルコーヒーで休憩した。

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高校野球の決勝戦のラジオ中継が流れていた。

こちらのお店もレトロな雰囲気が漂っていた。ブレンド400円。

店内は昭和感たっぷりだが、キャッシュレス対応しており、常連さん(結構高齢な男性)はPayPayで支払っていた。

f:id:kannonta:20230401231354j:image甘味処みつばち

こちらを大手門のガイドさんに勧められたのだが、店内満員のため入店できなかった。残念。

日帰り温泉

みつばちさんに並ばなかったのは、実は小諸から二駅の田中駅脇にある「ゆぅふるTanaka」で入浴するから。

ゆぅふるtanaka往復割引きっぷ | 商品情報 | しなの鉄道株式会社

小諸〜田中往復(1割引き)とゆぅふる入館料100円引きで、合計870円。

小諸駅の観光案内所でこの企画切符の存在を教えてもらった。

ろくもんを目撃!

f:id:kannonta:20230401232419j:image1時間に一本のしなの鉄道に乗るために小諸駅下りホームにいたら、上りホームに臨時快速列車「ろくもん」が入線してきた。

有名な水戸岡鋭治さんのデザインで、車内で食事もできる観光列車だ。

走る姿を見ることができて嬉しい。

ろくもんとは | ろくもん

小諸駅から田中駅へf:id:kannonta:20230401233639j:image

列車の車窓から、巨大な太陽光パネルをたくさん見た。

f:id:kannonta:20230402004312j:image田中駅ホームからも満開の桜を見る事ができた。

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田中駅は無人駅。全国の田中さんを大歓迎しているようだ。

ゆぅふるTanakaへ

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千曲川温泉 ゆぅふるtanaka - 一般社団法人 信州とうみ観光協会

駅からすぐの場所にあった。

そして、非常に空いていた。

館内のお客さんの会話から「今日は入浴客が少ない」「みんな花見に行っている」ということがわかった。

青空がよく見える露天風呂にも入り、ゆっくり過ごさせてもらった。

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冷たい飲料を飲みながら館内でしばらく休憩した後、再びしなの鉄道に乗り、小諸駅に戻った。

小諸駅から高速バスに乗車

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小諸駅そばにある閉店間際の停車場ガーデンで、まる屋さんの食パンを購入。

パン・おやき・お菓子 | 芸術むら公園 Bread&Cafe まる屋

明日の朝食に早速食べる予定。

 

復路は、小諸駅からバスタ新宿まで高速バスに乗ってみた。

列車に比べるとかなり時間がかかるが、急ぐ必要もないため、3時間超バスに揺られることにした。

バスは予約無しでも乗車でき、佐久平駅を経由して、高速道路を走行。

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途中、上里サービスエリアでトイレ休憩。

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いろは堂 上里SA店

いろは堂でわさび野沢菜おやき(多分240円)を購入。バス車内で食べてみた。

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温めてくれたので、熱々。美味しかった。

バスは高速道路の渋滞により20分ほど遅延したが、無事バスタ新宿に到着。

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夜の新宿駅は結構寒かったが、多くの人が行き交っていた。

 

歩数計 16357歩

今年は、青空の下、満開の桜を鑑賞する事ができて本当に良かった。