三県境とは
三県境は、栃木県栃木市・群馬県板倉町・埼玉県加須市にまたがる行政界だ。
以前は、渡良瀬川の中に位置していたが、明治時代から大正時代にかけての渡良瀬川の改修工事により、現在のこの水路の位置となったそうだ。
今日は朝から晴れたので、列車に乗ってこちらを訪問した。
東武鉄道日光線 柳生駅に到着
2時間かかった。駅員さんはいるようだが、非常にこじんまりとした小さな駅だ。
こちらの駅の所在は、埼玉県加須市である。
下車したのは私を含んで4人だった。
この看板のおかげで迷うことなく三県境に行くことができた。700m歩けば良い。
自然豊かな道
途中、藤棚がある小さな公園を通った。
タンポポもたくさん咲いている。
菜の花も綺麗だ。
三県境に到着
思っていたよりも人だかりができていた。
近寄ってみてみた。確かに、栃木県栃木市、群馬県板倉町、そして埼玉県加須市の行政界だ。
群馬県板倉町の標識も見えた。簡単に徒歩で県境を超えられた。越境マニアではないが、なんとなく嬉しい。
道の駅かぞわたらせへ
三県境からすぐの場所には道の駅かぞわたらせ(所在地:埼玉県加須市)があるので、こちらにも寄ってみた。
表側から見るとこんな建物。車やバイク、自転車がたくさん駐車していて、人気がある道の駅だ。
加須市は、日本有数のこいのぼりの生産量を誇る「こいのぼりの町」らしい。
こどもの日が近いからではなく、常時こいのぼりをたくさん泳がせているのだろう。
屋上の展望台からは、渡良瀬遊水地を見渡すことができた。望遠鏡も無料。
こちらは、関東初【恋人の聖地】に登録された道の駅とのことで、このハートのオブジェには南京錠がたくさん掛かっていた。
こちらの建物内のさくら食堂でランチとした。
肉うどん830円
加須市内で採れたネギと、コシの強い手打ちうどんがマッチしたうどん。かつおだしの甘めなツユで、美味しかった。
加須市周辺は、昔から利根川の水源を活かした農地整備が進み、二毛作が可能だったことから、米の裏作として麦が栽培されていた。そのため、加須のツルツルシコシコのうどんが生まれた、とのこと。
のどかな三県境通りを歩いて、柳生駅に戻った。途中、選挙カーが何台も通り過ぎていった。統一地方選挙後半戦は、次の日曜が投票日だ。
歩数計 8034歩
かなりクタクタになったのだが、あまり歩いていない。