主人公の比嘉暢子(黒島結菜さん)は沖縄本土復帰と共に、西洋料理のシェフを目指すために上京する。
その、東京での修行中、暢子の下宿先となるのが横浜市鶴見区だ。
鶴見区から川崎市川崎区の地域までは、沖縄から4万人もの人々が移住しており、その二世や三世の方が今も暮らしているので、沖縄文化が色濃く残っているのが特徴である。
沖縄方言「ちむどんどん」とは? その意味や沖縄県民がちむどんどんする瞬間などを解説! – オリオンストーリー
ちむどんどんとは、胸がドキドキする という沖縄言葉だ。
鶴見の沖縄タウンについては、去年の今頃、上記で紹介しているので、今回は暢子がもしかしたら行くかもしれない⁈銭湯へ行ってみた🙌
鶴見線鶴見駅ホームは、アーチ型の鉄骨屋根に覆われ、昭和の風情があり、暢子もここから鶴見線に乗るかもしれない、と思わされる。
ほら、暢子さんがいた^_^
鶴見駅から約9分で、目的の銭湯がある安善駅に到着した。
自動券売機もない無人駅である。
「安善」という駅名は、安田財閥創業者であり、鶴見線の前身である鶴見臨港鉄道を支援した安田善次郎に因んで付けられた。
この安善駅から徒歩数分で目的の銭湯に到着だ。
安善湯
ここは、元々工業地帯であった安善の工場の工員専用浴場だったらしい。
目の前の町内掲示板に、ちむどんどんのチラシも貼られていた。
効能が非常にありそうだ💦
昔ながらの下足入れに靴をしまって中へ入った。
番台に誰もいない…
昭和感がたっぷりあるなぁ。
しかし、来るのが早すぎたのか?
いや、そんなことはないはずだ。
一旦、外に出て裏口に回ったら、お母さんがいた!
「お風呂に入りたいのですが、良いですか?」
「いいわよ。お金は入った後でもいいから。」
えっ。という顔をしたら、80歳のお母さん(服を脱いでいる最中に年齢を聞いた。もちろん自分の年齢も伝えた。)は、番台にゆっくり歩いて来てくれた。
男湯の方は既に入湯している方がいた。
銭湯料金490円を支払い、風呂を撮影して良いか訊ねると、「いいわよ」と快諾。
誰もいないのをいいことにゆっくり撮影させてもらった。
まさしく、昭和の銭湯である。
北海道に行かなくても大沼公園に行った気分で風呂に浸かれそうだ。
風呂の温度は48℃💦あった。
最初に足を入れた時は熱すぎてびっくりしたが、徐々に徐々に体を慣らしていき、肩まで浸かることができた。
天井。電気が昭和である。
30分くらいゆっくり入浴していた。
体は真っ赤になったが、熱い湯に浸かって色々なつきものが落ちた気分になってスッキリした。
自分が出たら、ちょうど入れ代わりにお客さんが来た。
お客さんがいなくて大変、というタウンニュースをみたのでホッとした。
銭湯好きとしてはできる限り続けてほしいと思った。
安善駅そばの食堂 まちだ家さん。こちらも昭和感たっぷりだ。
営業している時に是非来てみたい。
雨がひどくなって来たので、浅野駅まで歩き、鶴見線で帰宅した。
雨が降っていても全然寒くない。
薪の湯効果、すごいな。
鶴見駅ビルで、ちむどんどんのロゴが入った「ありあけハーバー 笑顔さんさん」を購入した。
沖縄産のパイナップルと黒糖を使用し、包装に番組ロゴが入っている。
パイナップル味のハーバーだ。
個人的には普通のハーバーに軍配が上がるが、これも美味しくいただいた。
歩数計 8293歩
雨が降ったので歩数少なめ。